野菜団子のカレー"マライ・コフタ"
2021年 07月 14日
ご存知のように街にはインドカレー屋がやたらとピンカラキリまでありますが、ランチメニューにあまりでてこないヨルゴス大大好き料理で、蒸し暑い時期でも食欲減退時にうってつけの料理:
मलाई कोफ़्ता (マライ・コフタ)
簡単に言うと野菜で作った団子を具材にするカレー。
本来कोफ़्ता (コフタ)は、パキスタン~中東~クロアチアあたりですと肉の団子の意味あいですが、インド中部から北インドで多いようです。 特に卵&肉&魚一切口にしないジャイナ教徒が一定数以上いるインド北西部で愛好されているとのこと。肉の風味を受け付けない時にいいと思います。 カシューナッツのほんのりとコリコリした食感・辛さをまろやかにするトマト・生クリームが食欲増進となるでしょう。
कोफ़्ता (コフタ)は"だんご(団子)", मलाई(マライ)は"温めた牛乳の上にできる膜"。
マライコフタは、ジャガイモやパニール(カッテージチーズ)を使って作る場合もあるそうですが、インドでは「ギア」という野菜を使うことが多いとのこと。ギアとは、「ユウガオ」に相当。冬瓜でも代用可とのこと。
では都内で入手しやすい食材で…
材料(4人前)
ウリ又はキュウリ 5本
♦片栗粉 50グラム
♦甘くないきな粉 20~30グラム
玉ねぎ 500グラム
オリーブオイル 80cc ココナッツオイルがあれば20cc&オリーブオイル60cc
トマト 200グラム 缶詰のでも可
カシューナッツ 大さじ1~2の分量
生クリーム 適量
塩 少々 カシューナッツに塩がかかっている場合
★ターメリック 小さじ1
★ガラムマサラ 小さじ1 入れすぎると苦くなりますが南アジアを感じたい人は大さじ1でもいいかも
★とうがらし粉 小さじ1 混合香料のパキスタンパウダーorマレーシアパウダーでも可。ハンガリー産などのパプリカ粉はあわないということではありませんが、とりあえず代用可。そばやの唐辛子・韓国と中国の唐辛子粉合わない / 南アジアを感じたい人は大さじ2~3/
クミンシード 大さじ1
♦ひよこ豆の粉があれば一番いい
作り方
カレーベース
①玉ねぎをみじん切りにする
②厚手の鍋に油を熱して、クミンシード・上記★半量の香辛料・玉ねぎを入れ、約7~8分強火で炒める。
③水気がなくなったら弱火にして全体が焦げ茶色になるまで炒め続ける。
④刻んだトマトを加え、火を中火にして約7~8分炒めて、油気がしめでてくるようになったら出来上がり。
野菜ボールのほう
①カシューナッツを細かく砕き油でやわらかくなるまで炒める。
②ウリ又はキュウリの皮をむき、目の粗いおろし器でおろして水気を絞る。
③きな粉・片栗粉・塩・残りの香辛料を加えてよく混ぜる。
④①~③を20グラム程度のボール状にする。たこ焼きぐらいの大きさ。
⑤150~160度の油で表面がキツネ色になるまで揚げる。
⑥カレーベースの中に野菜ボールを入れ、15分弱火で煮る。
⑦食べる直前に生クリームを絵画を描くみたいにかけます。 尚生クリーム風味が苦手でさっぱりした感じにしたければコリアンダーの葉っぱを小さく切ってかけるのもおいしいです(バジルは合わない)。
⑧インド料理に合いそうな曲又はご自分のお好きな曲と共に召し上がれ!
インド南東部Chennai出身、民族音楽&ジャズ&ロックで超絶ヴァイオリニスト、21世紀は民族音楽へ比重をおいている。 George Harrisonのビルボード1位の"Give Me Love"以上にシングルカットに値する曲"Living In The Material World "の中程で幻想的な民族楽器演奏で雰囲気を柔らかくする間奏でも光っていました➡
L.Subramaniam / Indian Express➡
インドでは普通に肉or魚を食べている人々より、菜食主義者の方が、ダシがない代わりに油をかなりたっぷり使う傾向大のため超肥満の割合が多いそうです。日本の健康診断で超肥満と言われた人でもインドへいくとただの肥満or普通の大程度になると思いますよ。それにつられてお菓子は、日本・フィリピンの人々にとって激甘が多いとのこと。
ではまたきがむいたときに!よろしければ充実している方のブログ➡ネコ・いろんな曲&食探し・エスニックな日々へお立ち寄りを!